中国成都で10カ月ぶり感染者 当局「戦時状態だ」[2020/12/09 07:00]

 中国内陸部の四川省・成都で約10カ月ぶりに新型コロナウイルスの感染者が確認され、当局は「戦時状態に入った」として対応を急いでいます。

 四川省・成都の衛生当局はこの2日間で新たに5人が新型コロナに感染したと発表しました。人口が1600万人を超える成都では2月以降、市内での新たな感染者は確認されていませんでした。地元当局は「戦時状態に入った」との考えを示し、感染者の住むエリアを封鎖して2万人以上にPCR検査を実施するなど、早い段階での感染の抑え込もうと対応を急いでいます。一方、SNSでは感染者やその家族の詳細な行動歴が拡散されていて、「やりすぎだ」との批判も出ています。

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