新宿の北方領土パネル展 ロシア外務省が激しく批判[2020/12/11 10:23]

 東京・新宿で開かれていた北方領土問題を説明するパネル展について、ロシア外務省の報道官は北方四島がロシア領だという説明がないなどと激しく批判しました。

 ロシア外務省・ザハロワ報道官:「展示の主催者は北方四島への我が国の主権という重要なことを忘れている」
 ロシア外務省のザハロワ報道官は10日、北方四島に対するロシアの主権について、「国連憲章からも確認できる」などと主張しました。そのうえで、展示の内容を「歴史的現実をほとんど反映していない」と批判しました。このパネル展は北海道根室市などで作る連絡協議会と内閣府の主催で、北方領土の歴史や現状を説明するため、今月初旬に新宿で開かれていました。

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