文在寅大統領、過去最低の支持率 感染拡大など背景[2020/12/11 15:01]

 11日に発表された韓国・文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が過去最低を更新し、38%になりました。今週発表の別の調査でも最低を更新していて、支持率急落に歯止めが掛からない状況が続いています。

 「韓国ギャラップ」の世論調査によりますと、文大統領の支持率は過去最低と並んだ先週からさらに1ポイント下がり、2017年5月の就任以来、過去最低の38%でした。今週発表の別の調査会社「リアルメーター」による調査でも2週連続で最低を更新し、37.1%まで下がっています。調査方式の違う2つの代表的な調査で相次いで最低支持率を更新した背景には、検察改革を巡る内政での混乱と新型コロナウイルスの感染拡大があるとみられます。11日に発表された韓国の新規感染者は過去2番目に多い689人で、「K防疫」と言われる防疫措置も文政権と同じく瀬戸際に立たされています。

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