パリ協定から5年 各国首脳が脱炭素社会に意欲[2020/12/13 06:40]

 温暖化対策をうたった「パリ協定」の採択から5年を記念した国連のオンライン会合が開催され、各国の首脳らが脱炭素社会に向けて意欲を示しました。

 菅総理大臣:「日本は成長戦略の柱に『経済と環境の好循環』を掲げ、次世代型太陽電池、カーボンリサイクル、水素の活用など革新的なイノベーションを通じてグリーン社会の実現に努力していきます」
 菅総理は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすると改めて宣言しました。会合にはイギリスのジョンソン首相や中国の習近平国家主席ら各国の首脳も参加し、パリ協定の目標達成に向けた対策を強調しました。一方、国連のグテーレス事務総長は「現在の取り組みでは目標達成には程遠い」と述べ、各国にさらなる対策の強化を求めました。

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