ロンドン中心部の通りが“ホコ天”に 消費回復狙い[2020/12/13 09:12]

 2度に及ぶロックダウンで消費が冷え込んだロンドンでは、中心部の通りを歩行者天国にして買い物客のにぎわいを生む取り組みが始まっています。

 ロンドン市民:「お互いの距離も保てるし、良いアイデアだね」「今年は大変な1年だったし、こういう取り組みは良いね」
 ロンドン中心部のリージェント・ストリートでは12月の土曜日の午前10時から午後9時に限り車両の通行が禁止され、歩行者天国となっています。新型コロナウイルスの影響を受けて観光客が減少したことで、この周辺の人通りは去年の半分程度にまで少なくなっています。クリスマスシーズンを迎え、ロンドン中心部の通りを歩行者天国にすることで消費の回復につなげる狙いです。ただ、先週のロンドンの感染率は人口10万人あたり191人とイングランド地方で最も高くなっていて、パブなどの店内営業禁止を含むより厳しい外出制限が検討されています。

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