韓国“第3波” 1万病床確保し「医療崩壊」防ぐ[2020/12/14 07:36]

 新型コロナウイルス第3波が猛威を振るっている韓国で、政府が「医療崩壊」を避けるため1万余りの病床を確保する計画を明らかにしました。

 韓国では新規感染者が2日連続で過去最多を更新し、13日に初めて1000人を超えました。今後、さらに増加する見込みで、病床や医療スタッフの不足による医療崩壊が懸念されています。韓国政府は今後3週間で重症者用の専門病院など1万床以上を確保するほか、軍医や医大生なども投入して人手不足に備える構えです。一方で、規制措置の最高レベルへの引き上げについては、経済への影響などを理由に「今が回避できる最後の機会だ」と呼び掛けるにとどめました。

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