ゴーン被告の資産16億円相当 仏当局が差し押さえ[2020/12/15 07:35]

 フランスの税務当局が日産の元会長、カルロス・ゴーン被告の16億円相当の資産を差し押さえたと現地メディアが報じました。

 フランスの有力紙「リベラシオン」によりますと、税務当局はゴーン被告夫妻の資産合わせて1300万ユーロ、16億4000万円相当の資産を差し押さえました。他にもパリ近郊の家の所有権の半分やパリ市内のアパート、ルノーの株式などが含まれているということです。ゴーン被告は2012年に税法上の居住地をフランスから税負担が軽かったオランダに移しました。当局はこの移転が税逃れのためで、実際の拠点はフランスのままだったとみているということです。

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