「働きすぎ」だとフランス人になれない!?[2020/12/16 00:41]

 アルジェリア人の男性がフランスに帰化を申請したところ、「働きすぎ」を理由に却下されたと現地メディアが報じました。

 現地メディアによりますと、アルジェリア人の36歳の男性はおととし、フランスに帰化申請をしましたが、政府から却下されました。男性は4年前から警備員として働いていて、さらに他の仕事も掛け持ちしていました。そのため1週間で48時間までとされる法定労働時間を超える57時間、働いているのが問題視されたということです。仕事はすべて合法で、男性は13年間フランスに住み、結婚して子どももいます。男性が新型コロナの感染拡大中も仕事を続けたとして当局がその後、許可手続きに向けて動き始めたと一部メディアは報じています。フランスでは去年も看護師の女性が「働きすぎ」を理由に帰化申請を拒否されたとして問題になっていました。

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