上海「熊の手」カフェが大人気!障害者の就労を支援[2020/12/16 23:40]

 中国・上海でドアも座席もなく、壁に小さな穴があるだけのちょっと変わったコーヒーショップが大人気になっています。

 今月オープンしたこのコーヒーショップは非対面式で、「熊の手」のみを通してドリンクを受け取ります。店長は聴覚に障害があり、熊の手の「主」には顔にやけどの痕があります。「障害者や容姿にハンディキャップがある人がリラックスして働ける場を作りたい」という思いで始めたということです。その可愛さから連日、大盛況となり、交通整理の警備員が登場するまでになりました。
 客:「とても可愛い。ふわふわで頭をなでられた時、親しみを感じたわ。(障害者支援は)とても良いことだと思う。多くの障害者がこの店を通じて仕事のチャンスが増えるからね」
 障害者手帳を持つ人は毎日一杯を無料で飲むこともできます。ぬくもりを感じられる熊の手は新型コロナ対策で定期的に消毒も行っているということです。

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