アメリカで接種が始まった新型コロナウイルスのワクチンについて、次期大統領のバイデン氏(78)が来週にも接種を受ける予定だと明らかにしました。
バイデン氏:「アメリカ国民に接種は安全だと示したい。接種は公開で行い、皆にしっかり見て頂きたい」
14日から始まったファイザー社製のワクチン接種について、バイデン氏は来週にも接種を受けると発表しました。「ワクチンの安全性を示すため」だと説明していますが、78歳と高齢であり、来月の大統領就任を控えて万全の体制で臨む必要もあるとみられます。国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は今月15日、トランプ大統領を含む政権幹部らに対してワクチンを受けるよう助言をしていて、ペンス副大統領は18日に接種を行う予定です。また、オバマ氏、ブッシュ氏、そしてクリントン氏の3人の歴代大統領も接種を公開で行うと発表しています。10月に新型コロナウイルスの感染が判明したトランプ大統領は「今のところ接種する予定はない」と明らかにしています。
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