Google提訴3度目 38州の司法当局から[2020/12/18 08:29]

 アメリカの検索大手「グーグル」に対し、コロラド州など38州の司法長官が独占禁止法違反で提訴しました。グーグルへの州政府らによる提訴は10月以来、3度目です。

 訴状によりますと、原告側はグーグルが検索結果を操作して自社の商品やサービスを優先的に表示していたり、パソコンやスマートフォンでグーグルが基本設定になる契約があるとして批判しています。グーグルに対しては10月に連邦司法省らが独占禁止法違反を理由に提訴しました。また、今月16日にもテキサス州の司法長官が、グーグルはフェイスブックと協力して独占禁止法に違反しているとして提訴していました。連邦取引委員会も今月にフェイスブックを提訴するなど、IT大手の寡占に対する司法当局の提訴が相次いでいます。

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