アメリカのミサイル駆逐艦が台湾海峡を通過したことについて、中国軍は「わざと台湾問題をエスカレートさせている」と批判しました。
中国人民解放軍で台湾方面を担当する東部戦区は、海軍と空軍がアメリカの駆逐艦を追跡監視したことを明らかにしたうえで「わざと台湾問題をエスカレートさせている。アメリカの行為は軍事力を誇示して世論をミスリードするものだ」と批判しました。アメリカ第7艦隊は、ミサイル駆逐艦「マスティン」が19日に中国大陸と台湾の間に位置する台湾海峡を通過したと発表し、「自由で開かれたインド太平洋にアメリカが関与することを示すものだ」と中国を牽制(けんせい)していました。
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