新型コロナウイルスのワクチン接種が20日から始まった中東のイスラエルではネタニヤフ首相が公開で接種を受け、その様子が生中継されました。
生放送のテレビカメラの前で半袖をまくり上げてワクチン接種を受けるイスラエルのネタニヤフ首相。接種したのはファイザー社などが開発したワクチンで、ネタニヤフ首相は「すべてのイスラエル人がワクチンを接種するように模範を示すことが重要」と話し、安全性をアピールしました。イスラエルでは20日から医療従事者と介護施設などの入所者への接種が始まっています。世論調査ではイスラエル人の約3分の2がワクチン接種を受けるつもりであると答えていますが、危険な副反応がでるとのうわさも根強く、首相自らが率先してワクチンを接種することで疑念を払拭する狙いとみられます。
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