中国「断固反対」 米議会のチベット人権法案可決[2020/12/22 20:05]

 中国の外務省はアメリカ議会でチベット人権法案が可決されたことについて「断固反対する」と反発しました。

 中国外務省は22日、「アメリカの議会が中国へ否定的な法案を可決したことに断固反対する」と述べ、トランプ大統領に署名しないよう求めました。アメリカの上下両院は21日、チベット自治区での人権弾圧を批判して人権や信教の自由を擁護する法案を賛成多数で可決しました。トランプ大統領が署名すれば成立します。この法案には中国がチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世の後継者選びに介入した場合、制裁を検討するという規定もあります。

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