トランプ大統領一転し署名 大型経済対策法案が可決[2020/12/28 12:07]

 アメリカのトランプ大統領は新型コロナウイルスに絡む大型の経済対策の法案への署名を保留していましたが、署名して法律が成立しました。

 アメリカ議会は21日、約93兆円規模の大型経済対策法案を可決しましたが、トランプ大統領は個人への現金給付の増額にこだわり、成立に必要な署名を拒否していました。そのため、新型コロナ対策で失業保険の受給期間を延長する特別措置などが期限切れを迎えるなか、トランプ大統領は27日に一転し、署名をしたと発表しました。声明では署名した理由について、「失業保険や賃料の補助などを元通りにするため」と説明しています。また、2021年度の予算も合わせて成立したため、懸念されていた29日からの政府機関の一部閉鎖が回避されることになりました。

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