少女1000人が毎年イスラム教に強制改宗 パキスタン[2020/12/29 19:27]

 パキスタンで毎年約1000人ものヒンドゥー教徒やキリスト教徒の未成年の少女がイスラム教に改宗させられていると人権活動家らが訴えました。

 パキスタンではイスラム教徒が人口の約96%を占めます。人権活動家らは宗教的少数派の少女約1000人が毎年、強制的にイスラム教に改宗させられていると指摘しました。少女たちは連れ去られて改宗させられた後にイスラム教徒の年配の男性との結婚を強要されているということです。
 強制改宗・結婚の被害者、ネハさん(15):「弟と私は連れ去られて私は部屋に監禁されました。男が来てレイプされ、叫ぶと殴られました。翌日、結婚の登録に連れていくと言われ、行かなければ弟を7階から放り投げると脅されました」
 新型コロナウイルス対策で外出制限が敷かれ、インターネット上での人身売買業者の活動が活発化するなどして、被害件数は増加しているということです。

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