新型コロナウイルスのワクチンを開発した中国企業は、自らのワクチンの有効性が79.3%と発表し「WHO(世界保健機関)の基準を満たしている」と強調しました。
中国の国有製薬大手「シノファーム」傘下の企業は、ワクチンの第3段階の臨床試験の中間分析データを発表しました。2回の接種によって免疫ができる割合を示す抗体陽転率は99.5%で、有効性は79.3%だということです。有効性が50%以上とする「WHOの基準を満たしている」と強調しました。開発した中国企業が、ワクチンの有効性を明らかにするのは初めてです。シノファームは先月、市場への供給許可を中国の国家薬品監督管理局に申請しています。
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