モデルナ社ワクチン 接種加速へ米“半量投与”検討[2021/01/05 10:39]

 アメリカ政府は、モデルナ社のワクチンについて接種を加速させるため投与する量を半分にすることを検討しています。

 トランプ政権はワクチン開発加速計画を「ワープ・スピード作戦」と名付け、ワクチンの開発・承認・接種を急いできました。

 作戦を統括するスラウィ首席科学顧問は、モデルナ社のワクチンを投与された55歳以下の治験参加者は「ワクチンが半分の量でも1回分の量と似た抗体反応を示した」として、半分の量の投与を検討していることを明かしました。

 FDA(食品医薬品局)が週内に会合を開き、18歳から55歳の人にモデルナ社のワクチンを半分の量で投与してよいか判断します。

 モデルナ社は4日、ワクチンを年内に1億回分増産し、合わせて6億回分に増やせる見通しが立ったとしています。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2021

こちらも読まれています