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2021年1月6日 13:51

全人代控える北京 春節後1500万人ワクチン接種へ

2021年1月6日 13:51

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 3月に中国の一大政治イベント「全人代(全国人民代表大会)」を控える北京市は来月中旬から始まる春節の後に、18歳から59歳の約1500万人を対象に新型コロナウイルスのワクチン接種を目指す方針を示しました。

 中国メディアは今月6日、北京市が春節の後に18歳から59歳の人を対象に中国製の新型コロナワクチンの接種を目指す方針と報じました。

 北京市の人口は2100万人規模で、そのうち18歳から59歳の人は約1500万人です。

 しかし、妊婦や糖尿病などの慢性疾患のある人は接種しないとしています。

 中国では春節に向けて今年も去年と同じ規模の延べ4億人超が移動する見込みで、当局は春節の連休前までに公共交通機関で働く人々など5000万人を対象にワクチン接種をする方針です。

 中国政府は先月、北京で例年通り3月5日に国会にあたる全人代を開くと発表しています。

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