アメリカが「中国の核の狂気」と題するリポートで核開発の不透明な実態を批判したことに対し、中国側は反発しています。
アメリカ国務省はリポートで「新型コロナウイルスが教えたように中国共産党による嘘は恐ろしい結果をもたらす」と指摘し、「不透明で威嚇的な核開発というもう一つの危険を中国はきちんと明らかにすべきだ」と批判しました。
中国は保有数や利用計画を秘匿したまま開発を続け、「核の先制不使用」の原則も損なっていると警戒しています。
中国外務省はアメリカは核削減の責任を果たしていないと反発しました。
国の安全を守るための最低限の核保有だと主張し、「先制使用はしない」と述べました。
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