韓国で元慰安婦らが損害賠償を求めた裁判で、ソウルの裁判所は8日午前に日本政府に対して賠償を命じる判決を下しました。
この裁判は元慰安婦12人が戦時中に苦痛を強いられたとして日本政府に損害賠償を求めたものです。
最大の争点は主権国家は外国の司法権に服さないとする「主権免除」の原則が適用されるかどうかでした。
8日の判決で、ソウル中央地裁は「反人道的行為は例外」として主権免除を認めず、日本政府に原告1人あたり約950万円の賠償を命じました。
原告らは日本政府の資産の差し押さえも辞さない構えで、日韓の新たな火種となるのは避けられません。
韓国では、13日にも同様の裁判の判決が予定されています。
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