「米国は最大の敵」金委員長 核戦力増強は抑止力[2021/01/09 12:19]

 北朝鮮メディアは金正恩委員長がアメリカを「最大の敵」と呼び、バイデン政権になっても敵視政策は変わらないとの見方を報じました。

 9日付の労働新聞は8日の朝鮮労働党大会に出席した金委員長がアメリカを最大の敵と位置付け、「誰が権力の座についても北朝鮮政策の本心は絶対に変わらない」と述べたと報じました。

 バイデン次期大統領への牽制(けんせい)とみられ、北朝鮮に対する敵視政策の撤回が「新たな米朝関係の鍵」になると強調しています。

 また、核の戦力を増強するものの、「乱用はしない」と抑止力にとどめる考えを改めて示しました。

こちらも読まれています