新型コロナウイルスの第2波に直面しているアメリカ・ニューヨーク州のクオモ知事は、ワクチンを接種する対象を75歳以上の高齢者などに広げる方針を発表しました。
クオモ州知事は8日、ニューヨーク州で一日に新たに確認された感染者が1万8832人と過去最多となったことを明らかにしました。
これまで医療従事者らを優先してワクチンの接種を進めてきましたが、週明けから75歳以上の高齢者をはじめ、教師らも対象に加えるということです。
副反応への懸念などから当初、優先された人の2割ほどしか接種しておらず、余ったワクチンを有効活用するため対象の拡大を求める声が高まっていました。
オンラインの予約制で病院のほか、薬局でも接種できるよう準備していますが、新たに約320万人が接種できることになり、混乱が懸念されています。
広告
