北朝鮮メディアは朝鮮労働党大会で金正恩委員長が朝鮮労働党の総書記に選出されたと報じました。父の故金正日総書記の肩書を復活させたもので、権威付けが強められました。
朝鮮中央通信は11日朝、朝鮮労働党大会6日目となった10日、金委員長が朝鮮労働党の総書記に選出されたと報じました。
「社会主義建設の新たな勝利に向け、党と人民を勝利と栄光に導くのは金正恩同志しかいない」としたうえで、「党と全人民の総意で、朝鮮労働党総書記に推戴(すいたい)した」と伝えています。
総書記への選出は党大会参加者らの賛同を受け、満場一致で採択されたということです。
金委員長は2016年に開かれた前回の党大会で新設された党委員長のポストに就いていて、今回、父親の故金正日総書記の肩書を復活させた形です。
党大会は11日も続くとしています。
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