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新型コロナウイルスが最初に大規模に確認された中国・武漢の感染者数が公式統計より3倍以上多い約17万人に上る可能性がアメリカの科学誌で発表されました。
武漢大学などの研究チームは7日、アメリカの科学誌「プロス・ネグレクテッド・トロピカル・ディジージズ」に武漢の感染者数が去年5月までに16万8000人に上っていたという推計結果を発表しました。
研究チームは去年3月6日から5月3日に武漢市などの約6万3000人に新型コロナの感染歴を調べたところ、武漢市民の抗体保有率は1.68%で、他の都市よりも高く、武漢市の人口約1000万人のうち16万8000人が感染していたと推計しました。
武漢市当局は去年5月に発症者の累計を5万340人と発表していて、公式統計よりも3倍以上多くなります。
日本などは発症者と無症状感染者の数を合わせて公表しますが、中国はこの2つを分けていて、無症状感染者の累計は発表されていません。
研究チームは武漢で患者がゼロとなった後も無症状感染者が存在していたと結論付けています。
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