トランプ氏の弾劾決議案 支持者の議会乱入“扇動”[2021/01/12 10:38]

 アメリカでトランプ大統領の支持者が議会に乱入した事件を受けて、議会下院の民主党は大統領を弾劾(だんがい)訴追する決議案を提出しました。

 決議案は弾劾訴追の理由について、トランプ氏による「暴動の扇動」を挙げています。

 トランプ氏が6日、「必死に戦わなければ、この国はもうなくなる」と演説したことなどが支持者に議会への乱入を促したと指摘しています。

 また、民主党はペンス副大統領に対してトランプ氏の罷免(ひめん)を求めていて、実現しなければ13日にも弾劾の決議案を採決する方針です。

 民主党が多数派を占める下院では決議案は可決される見通しで、トランプ氏がアメリカ史上初めて2度の弾劾訴追を受けた大統領になる可能性が高まっています。

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