仏司法当局のゴーン被告の聴取 コロナで延期決定[2021/01/13 07:59]
レバノンに逃亡している日産の元会長、カルロス・ゴーン被告へのフランス司法当局の事情聴取が新型コロナウイルスの感染拡大のため延期されることが分かりました。
フランス司法当局は18日以降、会社資金流用などの疑いでレバノンでゴーン被告から事情を聴く予定でした。
しかし、レバノン政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、14日から国内全域での24時間外出禁止措置や入国制限など規制強化を発表しました。
ゴーン被告の弁護団によりますと、これらの規制強化を受け、聴取を延期することで司法当局側と合意したということです。
レバノンの規制強化措置は25日までの予定ですが、聴取がいつになるかは未定だということです。