米国務省 台湾含めすべての外国訪問を取りやめ[2021/01/13 08:49]

 アメリカ国務省は、予定されていたクラフト国連大使の台湾訪問を含めたすべての外国訪問を取りやめると発表しました。

 国務省は12日、報道官名で声明を発表し、「我々は新政権が発足するまでの残り8日間、スムーズな政権移行の完了に取り組む」と述べ、計画されているすべての外国への公式訪問を中止すると発表しました。

 これにより、13日から予定されていたクラフト国連大使による台湾訪問も直前で中止されることになりました。

 実現すれば1971年以来、アメリカの国連大使による初めての台湾訪問となる予定でした。

 対中強硬路線を敷くトランプ政権は台湾を重視する政策を取ってきましたが、20日に発足するバイデン政権でも引き継がれるかは不透明です。

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