インドネシアでワクチン接種開始 大統領が第1号[2021/01/13 16:14]

 新型コロナウイルスの感染者数・死者数が東南アジアで最多のインドネシアでワクチンの接種が始まり、ジョコ・ウィドド大統領が第1号として接種の様子を公開しました。

 13日午前、インドネシアのジョコ大統領のワクチン接種の様子がインターネットで中継されました。

 ジョコ大統領が接種したワクチンは11日に承認された中国のシノバック製で、地元メディアによりますと、インドネシア国内での治験では65.3%の有効性が確認されています。

 ジョコ大統領は「感染の連鎖を断ち切り、国民の安全・安心のためにもワクチン接種は必要だ」とコメントし、接種を呼び掛けました。

 インドネシアは12日までに累計の感染者が84万6765人、死者が2万4645人と東南アジアで最多となっています。

 政府は14日以降、医療従事者などから優先し、今月中に約580万人のワクチン接種を目指しています。

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