国連大使の台湾訪問中止 中国「米台の往来に反対」[2021/01/13 21:15]
アメリカがクラフト国連大使の台湾訪問を取り止めたことを受け、中国の外務省は「アメリカと台湾の公的往来に断固反対する」と強調しました。
アメリカの国務省は「スムーズな政権以降の完了に取り組む」として、トランプ政権で計画されているすべての外国訪問を中止しました。
クラフト国連大使の台湾訪問も直前で取りやめとなりました。
中国外務省は13日の会見で訪問中止には直接触れず、「米台間のあらゆる形の公的往来にも断固反対する」との従来の立場を改めて主張しました。
さらに、「公的往来と軍事的つながりをやめ、誤った危険な道を進まないよう促す」としました。
また、「引き続き必要な措置を講じて主権を守る」と述べ、台湾への強硬姿勢を続ける構えを示しました。