タイ警察 王室批判の男子大学生を不敬罪で逮捕[2021/01/14 19:20]

 王室を批判した罪で、タイの警察は2年ぶりに不敬罪での逮捕に踏み切りました。

 タイ警察は、国王が描かれた肖像画にスプレーで落書きをしたなどの理由で、21歳の男子大学生を不敬罪で逮捕しました。

 裁判所の周りには逮捕に抗議する人々が駆け付け、その後、男子学生の保釈が認められました。

 男子学生は「逮捕されるかもしれないことは分かっていた。強硬的な手段に出れば出るほど、我々はさらに闘う」と述べました。

 2018年9月以降、不敬罪での逮捕はなかったものの、去年、王室への批判を含む大規模な反政府デモが行われるようになってから初めてタイ政府が不敬罪での逮捕に踏み切りました。

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