アメリカの一部メディアは、議会に乱入したトランプ支持者が議員らを拘束して暗殺する意図があったとする当初の見方を捜査当局が否定したと報じました。
CNNテレビによりますと、アメリカ連邦議会への乱入事件で、トランプ支持者が「議員らを捕まえ、暗殺する意図があったことを強い証拠が示している」とする文書を連邦検察が裁判所に提出していました。
しかし、アメリカ司法省の幹部が「現時点でそうしたことを示す直接的な証拠はない」と見方を否定し、裁判所に提出された文書からも関連の文言が削除されたということです。
一方で、議会に乱入したトランプ支持者の一部がプラスチック製の拘束具を持ち込んでいたことやペンス副大統領の拘束をほのめかす言葉を叫んでいたとする情報もあり、今後の捜査の進展によっては新たな証拠が浮上する可能性もあります。
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