国際

速報

2021年1月18日 03:39

独から帰国したロシア野党指導者を治安当局が拘束

2021年1月18日 03:39

広告

 去年夏に毒を盛られて意識不明に陥ったロシアの野党指導者が、療養先のドイツからロシアに帰国した直後に身柄を拘束されました。

 17日にモスクワの空港に到着した野党指導者のナワリヌイ氏は、入国審査を受けた直後にロシアの治安当局によって拘束されました。

 ナワリヌイ氏は詐欺などの罪で2014年に有罪判決を受けていて、タス通信によりますと、執行猶予の条件となっていた定期的な出頭要請にドイツ滞在中に応じなかったため、指名手配されていたということです。

 プーチン政権批判の急先鋒として知られるナワリヌイ氏は去年8月、ロシア国内で毒を盛られて意識不明に陥り、ドイツの病院に搬送されて治療を受けました。

 EU(ヨーロッパ連合)などはロシア政府高官らがこの犯行に関与したとして、すでに制裁を発動しています。

広告