ロシア外相 日本のイージス艦建造巡り懸念表明[2021/01/18 23:37]

 ロシアのラブロフ外相は日本政府がミサイル迎撃システムとして建造する方針を決めた新型のイージス艦を巡り、ロシアの脅威になると懸念を表明しました。

 ロシア、ラブロフ外相:「日本海の船の上に中・短距離ミサイルが配備されれば、ロシアの大部分が射程に入ってしまう」

 ラブロフ外相は18日、「日本は海上配備型のミサイルの導入にかじを切っている」と主張しました。

 そのうえで、日本が兵器を配備する背景にはロシアを敵視するアメリカとの同盟関係があるとして警戒感を示しました。

 日本のミサイル迎撃システムを巡っては、政府は地上配備型を断念し、新たに2隻のイージス艦を建造する方針を先月に閣議決定しています。

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