ワクチン接種後に高齢者が相次ぎ死亡 ノルウェー[2021/01/19 07:24]

 ノルウェーで新型コロナウイルスのワクチンを接種した高齢者約30人が死亡していたことが分かりました。

 ノルウェーの医薬品当局によりますと、新型コロナウイルスのワクチンはファイザー製で、接種を受けた33人が17日までに死亡していました。

 現地メディアは、多くが75歳以上で重篤な基礎疾患を抱えていたと報じています。

 当局が調査をした結果、このうち16人は接種後の副反応に関連していました。

 医薬品当局の主任医師は「熱や吐き気などのワクチンによくみられる副反応は衰弱している患者には致命的な結果をもたらす可能性がある」とワクチン接種のリスクを考慮するよう注意を呼び掛けています。

 ノルウェーではこれまでに高齢者や介護施設の居住者を優先して約4万2000人に対し、1回目のワクチン接種を終えています。

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