米のウイグル族「虐殺」認定に 中国が猛反発[2021/01/21 06:28]

 アメリカ政府が中国政府によるウイグル族らへの弾圧を「ジェノサイド」=大量虐殺と認定したことについて、中国は「悪意あふれる茶番劇」と猛反発しました。

 アメリカのポンペオ国務長官は中国政府がウイグル族ら少数民族を強制的に収容し、強制労働や女性への不妊手術が行われていると指摘して「ジェノサイド」と認定しました。

 また、バイデン政権のブリンケン新国務長官も「同意する」と述べています。

 これに対し、中国外務省は会見で「中国に反対する勢力がわざとあおり立てた悪意あふれる茶番劇だ」と非難しました。

 また、ブリンケン新国務長官も「ジェノサイド」との認識を示したことについて問われると、「アメリカの新政権は冷静な判断をしてほしい」と述べ、「自分の目で新疆ウイグル自治区を見るべきだ」と主張しました。

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