WHO事務局長 バイデン大統領の脱退撤回を歓迎[2021/01/22 07:53]

 WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は21日、アメリカの脱退撤回が決まったことに対して「きょうはいい日だ」と歓迎しました。

 WHOテドロス事務局長:「きょうはWHOにとっていい日であり、世界の健康にとってもいい日だ」

 アメリカのバイデン大統領は就任初日の20日、トランプ前政権が決めていたWHOからの脱退について撤回を命じる大統領令に署名しました。

 それを受け、アメリカ国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は21日、WHOの執行理事会でアメリカはWHO加盟国としてとどまると宣言しました。

 テドロス事務局長はバイデン大統領に約束を守ってくれて感謝すると表明し、「WHOは国が集まった家族であり、アメリカが家族にとどまってくれることをうれしく思う」と語りました。

こちらも読まれています