バッハ会長 五輪開催に決意 英紙“中止”報道後初[2021/01/23 06:40]

 イギリスメディアによる東京オリンピック・パラリンピックの開催中止の報道後、初めてIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が開催への決意を示すコメントを発表しました。

 イギリスのタイムズ紙は21日、今年夏に開催予定の東京オリンピックについて「日本政府は中止せざるを得ないと非公式に結論付けた」と報じました。

 この報道について、橋本聖子担当大臣は「全くこちらの見解ではない」と否定したうえで、IOCのバッハ会長にこれまでの方針に変更はないことを説明したとしています。

 こうしたなか、IOCのバッハ会長は「IOCメンバー全員が6カ月後に開催されるオリンピックをトンネルの終わりの光とする決意だ」というコメントを発表しました。同時に、すべての参加者に安心を確保する考えを強調しました。

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