「ブラジルのトランプ」の支持率急落[2021/01/23 03:51]
「ブラジルのトランプ」と呼ばれたボルソナロ大統領の支持率が急落しています。新型コロナウイルスの感染拡大とワクチン接種の遅れが原因とみられています。
ブラジルの週刊誌「エザメ」の今週に行われた世論調査で、ボルソナロ大統領の支持率は26%となり、前回調査に比べて11ポイント急落しました。
2日に羽田空港でブラジルのアマゾナス州から入国した4人から発見された変異ウイルスはその後、アマゾナス州を中心にブラジル国内で広まっていることが分かり、現在の感染拡大の一因になっているとみられます。
こうした感染拡大に加え、国民へのワクチン投与のスケジュールがはっきりしないことなどから大統領の支持が下落しているということです。