武漢の都市封鎖から1年 強権的対策が常套手段に[2021/01/23 12:10]

 新型コロナウイルスの感染拡大による都市封鎖が中国の武漢で行われてから23日で1年です。中国では今、強権的な封鎖が感染抑え込みの常套(じょうとう)手段となっています。

 22日に公開されたドキュメンタリー映画では、去年1月23日から約2カ月半続いた世界初めての都市封鎖の様子が描かれています。

 湖北省の中国共産党宣伝部が企画したもので、感染拡大を乗り越えた象徴の街として武漢をアピールしています。

 中国では今月に入って再び感染が拡大していて、当局は今月6日に人口約1000万人の河北省石家荘市を都市封鎖しました。

 23日に一部封鎖を解除しましたが、厳格な行動制限は続いています。

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