夏までにワクチン3億人分確保 バイデン氏が見通し[2021/01/27 15:47]

 アメリカのバイデン大統領は新型コロナウイルスのワクチンについて、アメリカの人口の9割にあたる3億人分を夏ごろまでに調達できるという見通しを示しました。

 バイデン大統領:「我々はまもなくファイザー社とモデルナ社から1億本ずつ追加のワクチン購入を確定できると考えている」

 アメリカ政府はこれまでファイザー社やモデルナ社からワクチン合わせて4億本を購入することで合意していましたが、バイデン大統領は26日、さらに2億本を夏までに調達できるとの見通しを示しました。

 いずれのワクチンも2回の接種が必要で、アメリカの人口の9割にあたる3億人分が調達されることになります。

 一方で、ホワイトハウスのサキ報道官は今後の課題として、それぞれの地域でワクチンを投与する人員などを十分に確保することを挙げました。

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