イスラエル、ワクチン2回接種後の陽性率0.015%[2021/01/27 15:55]

 世界最速ともいえるペースで新型コロナウイルスのワクチン接種を進めるイスラエルで2回の接種の後、陽性となった人が0.015%程度にとどまったとの調査結果が明らかになりました。

 地元メディアによりますと、ファイザー製のワクチンを2回接種して7日以上が経過した12万8600人を調べたところ、新型コロナウイルスの陽性となった人が20人にとどまる結果になりました。

 この20人のうち38.5度以上の高熱を出した人は1人もおらず、ワクチン接種によって重症化しなかった可能性があるということです。

 調査の分析にあたった担当者は「臨床試験で得られた結果以上にワクチンが効果的な可能性がある」としています。

 イスラエルでは人口の25%以上がワクチン接種を受けていて、その有効性を確認するモデルケースとして注目されています。

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