習主席「愛国者が香港統治すべき」 取り締まり評価[2021/01/28 01:25]

 中国の習近平国家主席は香港トップの林鄭月娥行政長官に対して民主派などへの取り締まりを称賛し、「愛国者が香港を統治すべきだ」との考えを強調しました。

 習主席は林鄭長官からこの1年間の香港情勢に関する報告を受けました。

 習主席は「国家安全維持法が施行されてから暴力を取り締まり、正常な軌道に戻るよう促した」と林鄭長官を褒め、民主化を求める一連の抗議デモへの香港当局の対応を評価しました。

 さらに「香港が正常化したことで、愛国者による香港統治を堅持する必要性が証明された」と主張しました。

 習主席は「愛国」という言葉に中国共産党への忠誠の意味も込めていて、香港にも一党支配を浸透させる考えを示したものです。

こちらも読まれています