ロシアのプーチン大統領が核弾頭の数などを制限する新START(新戦略兵器削減条約)の延長でアメリカと合意したことを高く評価しました。
ロシア、プーチン大統領:「新STARTの延長は正しい方向に向けた一歩となる」
プーチン大統領は27日、「世界経済フォーラム」のオンライン会合で講演し、新STARTの5年間の延長でアメリカ側と合意できたことの重要性を強調しました。
米ロ間に残る唯一の核軍縮条約である新STARTは来月に迫る期限の直前で失効が回避される見通しです。
一方、中国外務省は「延長を歓迎する」としながらも、米ロは「特別な責任を先に果たすべきだ」として条約への参加を拒否する考えを示しました。
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