日米首脳会談に反発 中国「尖閣諸島は固有の領土」[2021/01/28 19:41]

 日米首脳の電話会談を受けて中国政府は、尖閣諸島は「中国固有の領土だ」と反発しました。

 中国外務省は28日の会見で「釣魚島(尖閣諸島)は中国固有の領土だ。日米安保条約は第三国の利益を損なってはいけない」と強く反発しました。

 さらに「日米安保条約は冷戦時代の産物だ」と非難し、「地域の平和と安定に危害をもたらしてはいけない」と主張しました。

 28日未明に行われた菅総理大臣との電話会談でアメリカのバイデン大統領は尖閣諸島がアメリカによる防衛義務を定めた日米安保条約第5条の適用対象だと明言しています。

こちらも読まれています