中国では春節を前に例年は帰省ラッシュとなりますが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を警戒する政府が移動の自粛を呼び掛けていて、鉄道の利用者は大幅に減っています。
帰省客:「(フェースシールドとマスクは)防疫のため多ければ多いほど安心だからね」「例年はチケットを早く買わないといけないけど、今年はいつでも買える。きょう当日買ったのよ」
中国の交通当局は当初、春節前後の今月28日から3月8日までの40日間の旅客数予想を17億人としていましたが、28日になって11億5200万人に下方修正しました。
一日あたりの平均旅客数は2880万人で、2019年と比べて6割以上減り、新型コロナの影響で移動が少なかった去年と比べても2割以上の減少となります。
中国政府は感染拡大を防ぐため帰省の自粛を呼び掛けていて、28日の鉄道利用者は400万人で、前の年と比べて66%減少となりました。
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