新型コロナウイルスの発生源などを調べるために中国・武漢入りしているWHO(世界保健機関)の調査チームは当初、発生源とみられていた海鮮市場に商品を卸していた市場の調査を始めました。市場の現場調査は初めてです。
WHOの調査チームが31日朝に武漢市内で最大の卸売市場に到着すると、中国側の大勢の関係者が出迎えました。
市場の関係者は冷凍食品のPCR検査と消毒を毎日行っていると説明し、感染症対策を万全に行っているとアピールしました。
調査が完全非公開で行われるなか、市場の関係者がメディアの取材を妨害する場面もありました。
当初、新型コロナの発生源とみられていた武漢市中心部にある「華南海鮮市場」の関係者もこの市場に仕入れに訪れていました。
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