“発生源”とされた武漢の海鮮市場 WHOが調査開始[2021/01/31 17:28]

 中国の武漢を訪れているWHO(世界保健機関)の調査チームは当初、新型コロナウイルスの発生源とみられていた海鮮市場の調査を始めました。

 WHOの調査チームは31日午後、新型コロナの感染拡大の初期に多くの関係者が感染した「華南海鮮市場」の調査を始めました。

 中国当局は当初、市場で売られていた野生動物が発生源とみて取引を禁止しました。

 しかしその後、初動の遅れなど国際社会の批判が高まるなか、中国当局は態度を一変させて最初の症例は、市場と関係がないと主張しています。

 市場は去年1月に閉鎖され、海産物や野生動物などを販売していた店はすべて移転し、看板も取り外されています。

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