ミャンマー 軍出身者ら11人閣僚に 今も数百人拘束[2021/02/02 12:01]

 ミャンマーでクーデターを実行して政権を掌握した軍は、軍の出身者ら11人を新たな閣僚に任命し新体制の構築を進めています。

 ミャンマー国軍はこれまでの閣僚24人を解任し、新たに閣僚11人を任命したと発表しました。

 アウン・サン・スー・チー国家顧問が兼務していた外相をはじめ、国防相や内相などに軍出身者が相次いで任命されています。

 スー・チー氏は現在、首都ネピドーにある自宅で軟禁されています。

 また、与党議員ら数百人が今も拘束されているということです。

 一方、ミャンマーとタイの国境付近ではトラックが渋滞し、長蛇の列ができています。

 トラック運転手:「今後は、少し不安です。クーデターできのうの朝のように物流が停止するかもしれないので」

 今のところ国境が封鎖されたという情報はありませんが、物流などへの影響が心配されています。

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