新型コロナウイルスのワクチンを製薬大手「ファイザー」とともに開発したドイツのバイオ企業のトップが会見を開き、ワクチンについて「約束通り日本に供給する」と話しました。
ドイツのビオンテック社の最高経営責任者でワクチンを開発したウグル・サヒン氏は2日のオンライン会見で「今年の全世界における生産を13億回分から20億回分に増やす予定だ。約束通り日本へ供給することに自信を持っている」と強調し、ワクチンが日本で承認され次第、速やかに供給されるとしています。
日本政府は2021年中にファイザーとビオンテックのワクチンを1億4400万回分調達することになっていて、近く承認される見込みです。
ヨーロッパでワクチンの供給不足への懸念が高まるなか、ビオンテックは日本への影響はないとしました。
また、変異ウイルスが発生した場合も対応できると自信を示しています。
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